SEOコンサルティングとは?サービス前に知っておきたいこと
2022/10/28
SEOコンサルティングとは?
SEOコンサルティングとは、SEO対策を行うことでHPからのWeb集客数を増やし、問い合わせや売上アップに貢献するコンサルティングサービスのことです。
コンサルティングというサービスの特性上、コンサルタントがクライアントの問題・課題を把握し、その改善策を提示して、クライアント側でサイト改善を行います。
これを繰り返すことで、狙ったSEOキーワードでアクセス数を増やし、問い合わせ等の成果を増やしていきます。
ただし、多くのコンサルティングはアドバイスがメインであり、サイト改善のための更新は含まれません。
SEOコンサルティングが重要な理由
SEOコンサルティングは、Webサイトを運営する企業にとって重要な役割を持ちます。
その理由と、今後ますます重要性を増していくであろう理由について解説していきます。
Googleのアップデートへの対応
Googleは検索エンジンのシェア92.2%を占める世界最大規模の企業です。
多くのユーザーを抱えるGoogleの検索結果で上位表示されることは、集客数アップや売上アップに非常に有効だといえます。
しかし、Googleの検索順位を決めるアルゴリズムは、年に数回の頻度でアップデートされます。
このアップデートによってサイトやHP、ブログなどの順位は大きく変化し、今まで上位表示されていたHPが100位以下になってしまうことも容易にあり得ます。
そうなってしまえば、集客数や売上の減少は避けられないでしょう。
SEOコンサルティングは、こういったアルゴリズムの変更内容をいち早く解析し、再度SEO対策を行うことで順位の維持・回復・上昇に務めます。
Googleのアップデートに対応するためには、SEOコンサルティングは必須といえます。
HPやサイトの成長を早めるため
HPやサイトが成長するには、それなりの時間と手間がかかります。
作られたばかりのHPは、まずGoogleから認知されるまでに時間を要し、その後ユーザーを集めるためにサイト改善を行いながら順位向上や集客を狙います。
しかし、時間や手間をかけても、HPが思うように成長するとは限りません。
世の中には数え切れないほどのHP・サイトが存在し、それぞれが独自の対策で上位表示を狙っているからです。
初心者にはHPを上位表示させることは難しく、思うように成長しなければ、今までの労力は無駄になってしまいます。
SEOとは、簡単にいえば『自社HPを上位表示させる』ための手法です。
より効率的にHPを成長させて、上位表示に導き、集客・売上アップを目指すSEOコンサルティングは、自社サイト・HPの効率的な成長に欠かせない手法だといえるでしょう。
コンテンツが資産となるため
成長して上位表示されるようになったHPは、それそのものが資産になります。
上位表示ができるようになったHPは、多くのユーザーが流入するため、それだけ高いマーケティング効果を発揮するからです。
また、一度上位表示できるまで育ったHPは、アルゴリズムの変更などの大きな変更がなければ、そこまで維持に手間や時間がかかることはありません。
つまり、維持費がほとんどかからないドル箱となるのです。
SEOコンサルティングのサービス内容
SEOコンサルティングのサービス内容は、コンサルティング会社によって異なります。
しかし、基本的には下記の6工程から成り立つのが一般的です。
アクセス解析
具体的なSEO対策を行う前に、まずは現状を把握しなければなりません。
対象となるHPの問題点を把握しないまま対策を打っても、的外れになる可能性が高いからです。
Google Analytics等のアクセス解析を利用し、アクセス数や検索流入キーワード、サイト内でのユーザーの動向やどういった経路で成果が出ているか、などを確認します。
こういった各要素を視覚化することで、自社HPの問題点や不具合などを可視化します。
また、アクセス解析は、下で紹介する「コンテンツ施策」「SEOの内部対策」などの効果検証を目的にも行われます。
キーワード選定
キーワード選定とは、SEO対策を行うために特定のキーワードを選ぶことをいいます。
ユーザーは多くのキーワードで検索をかけるため、適切なキーワードを選ぶことでターゲットを絞ります。
ここで狙うべきキーワードに漏れや誤りがあると、
・ターゲットとなるユーザーへのコンテンツ表示ができない
・上位表示してもユーザーの流入が少ない
などの問題が発生する可能性が高いです。
そのため、キーワード選定は、ある程度経験を積んだプロに頼む方がリスクは少ないでしょう。
サイト構造の設計
狙うキーワードが決まったら、サイト構造を決めていきます。
サイト構造とは、簡単にいえば「サイトの設計図」のことで、コンテンツでいうところの目次に当たります。
サイト構造の設計は、SEOの観点からみて重要度の高い作業になります。
上手くサイト構造を行えば「検索エンジンからクローリングされやすくなる」「サイト管理が容易になる」「ディレクトリごとのターゲットキーワードが明確になる」などのメリットがあるからです。
どのページで、どのキーワードを上位表示するかを決めた上で、どのようにサイトのコンテンツを配置するかを決定していきます。
SEO内部対策
SEO内部対策とは、その名の通りサイト内部に施すSEO対策です。
検索エンジンのクローラーに自社HPの情報を正確に認識させ、評価を得ることを目的として行われます。
内部対策は、基本的に各ページで行います。
タイトルやdescription、見出し、本文、これらのコンテンツに然るべきキーワードの埋め込みを行う他、良質なコンテンツを増やしてサイトに厚みを持たせるなどの方法も該当します。
コンテンツ施策
コンテンツ施策とは、検索エンジンからトラフィックを得ることを目的としたSEO対策です。
サイト内に、ユーザーにとって有益な情報を包括したコンテンツを継続的にアップすることで、上位表示を狙います。
コンテンツ施策は、別名を「コンテンツSEO」とも呼ばれ、元々はSEO内部対策の一種でした。
しかし、コンテンツマーケティングに代表されるように、コンテンツ自体の重要性が見直された結果、SEOコンサルティングでも別の対策として扱われるようになりました。
その他
SEO以外にも、SEOコンサルティング会社によってはGoogleマップの施策、リスティング・ディスプレイ広告施策、SNSとの連携も行います。
料金と相場
SEOコンサルティング会社は大きく分けると、比較的大手の会社をターゲットにしたコンサルティングサービスと、中小企業向けのコンサルティングサービスがあります。
以下、両者の料金や相場の違いについて紹介していきます。
大手企業を対象としたコンサルティングサービス
どういったサービス内容を選択するかによっても異なりますが、コンサルティングのみを依頼する場合は10万円~50万円、サイト設計から依頼する場合は100万円前後かかるケースもみられます。
特に大手企業を対象としたSEOコンサルティングの場合、規模が大きいサイトが多いため、アドバイスがメインのサービスでも月額30万円からが相場です。
サイトの規模が大きいということは、それだけSEOが複雑になるので、SEOのプラニングやサイト設計をしっかりと行う必要があるからです。
中小企業を対象としたコンサルティングサービス
一方で、中小企業を対象としたサービスは、月額10万円からが相場です。
中小企業の場合は、多くても100ページ程度のサイトが多く、コンサルティングサービスの内容は通常のSEOとブログ記事作成がメインとなるケースが多いです。
理由としては、サイト制作を内製化しているなど、すでにサイト制作の専門部隊がいる大手企業は役割分担ができており、SEOは専門のコンサルティング会社がアドバイスをするという流れが多いためだと考えられます。
一方で、中小企業の場合は、SEOのアドバイスをしても、予算上の問題や人材がそろってなく、実行まで手が回らないことが多いのが実態です。
そのため、SEOのアドバイスに加えて、サイト改善の更新のライティングも一貫して行うことで、集客、そしてその先にある売上アップへの階段をのぼっていくことが必要とされます。
SEOコンサルティングサービスを選ぶ時はここをチェック!
コンサルティング会社やサービスの選定の際には、下記を比較して、自社にあったコンサルティング先を見定める必要があります。
透明性の確保
SEOコンサルティングは、製品とは異なり「目に見えにくいサービス」です。
そのため、コンサルタントが「どのような戦略を立てて」「どのような問題を」「どう解決していくのか」を、しっかり共有してくれるかどうかをチェックします。
なぜなら、こういった情報共有をしてくれないコンサルタントの場合、不必要な改善を行い、余計な料金を支払わせようとするケースがあるからです。
きちんと情報を共有し、納得のいく説明をしてくれるコンサルティング会社を選びましょう。
オンサイト・オフサイトの両立
優れたSEOコンサルティングのサービスは、オンサイトとオフサイトが両立しています。
オンサイトとは「内部対策」のことで、オフサイトは「外部対策」を意味します。
SEOコンサルティングを選ぶ際は、内部対策と外部対策が両立しているかどうかをチェックしてください。
トラフィックとコンバージョン
SEOコンサルティングの対策によって、トラフィックが増え、コンバージョンが増えているかどうかをチェックします。
トラフィック(ユーザーの流入数)が増えても、コンバージョン(目的)が増えなければ、あまり意味がないからです。
例えば、売上アップを目的(コンバージョン)としてSEOコンサルティングを始めたのに、トラフィックだけが増えても目的が達成したとはいえません。
こういった場合は、もう一歩改善を加えるとコンバージョンが増えることも多いです。
そのため「このSEOコンサルティング会社は良くない」と判断するのは早急ですが、できるだけコンバージョンを増やしてくれるコンサルティング会社を選ぶと良いでしょう。
定期的なレポートの提出
SEOコンサルティング会社から提出されるレポートは、SEO対策の歩みや状況など、現在の自社サイトを把握する上で重要なものです。
良いSEOコンサルティング会社は、分かりやすく、いつでも見返せるデータを保有しているので、レポートの良し悪しも判断の一つとして有効です。
コンサルティング実績
コンサルティング会社の実績は、SEOコンサルティングサービスを選ぶ上で、もっとも重視すべきポイントでしょう。
しかし、一口にコンサルティングといっても、サービス内容や品質はコンサルティング会社ごとに全く異なります。
サービスの主体がSEO専門会社なのか、Web制作会社なのかでも大きく異なります。
数多くあるSEOコンサルティングサービスの中で、自社に適したサービスがいったいどこなのか?
非常に難しい判断ですが、その際にぜひ、聞いていただきたいのがどういったコンサルティング実績があるか?ぜひ、聞いてみてください。
SEOの最終成果は、問い合わせなどの成果であり、さらにその先の売上アップです。
その視点から掘り下げて、SEOを活用した集客のアドバイスをしてくれるコンサルティング会社を選ぶようにしましょう。
コンサルティングのサービス内容・料金
上記であげたように「SEO以外のサービスもどこまでやってもらえるか?」を確認しましょう。
もし、コンサルティングのアドバイスのみの場合は、HP更新やコンテンツ作成などは別途、自前で用意しなければいけません。
コンサルタントとの相性
コンサルタントは成果を上げるために、HPの問題点を把握し、改善を通して成果が上がるように導いていく必要があります。
その際に、しっかりと適切な提案をしてくれる方を選ぶようにしなければいけません。
問い合わせをした際には、担当のコンサルタントとして、どういった人が自社の担当としてついてくれるのか?ここも非常に重要です。
積極的に会話をして、自社サービスを成功へと導いてくれるのか?しっかりと積極的にアドバイスをもらえるか?
こういったところもチェックするようにしてください。
SEOコンサルティングは弊社にお任せください
SEOコンサルティングとは、クライアントのHP・サイトのSEO全般をサポートする業務です。
Webによる集客やマーケティングが当たり前になりつつある今の世の中では、SEOコンサルティングの導入が必須になることが予想されます。
弊社No.1デジタルソリューションでも、SEOコンサルティングを執り行っています。
専任のコンサルタントがお客様一人ひとりに合ったプランを提案し、根本的な問題解決を図りながら、トラフィックとコンバージョンの増加を実現していきます。
また、専任のライターやアシスタントを自社内に抱えているため、お客様のご意見・ご要望をスピーディに反映させることが可能です。
SEOコンサルティングの導入をご検討中の方は、中小企業から上場企業まで実績豊富な弊社に、ぜひご相談ください。
弊社のSEOコンサルティングサービスについてはこちらをご覧ください。