失敗しないホームページのリニューアルについて
2018/11/4
リニューアルのタイミングは
ホームページを公開してから2~3年が経つと、デザインが流行から離れた、新しいサービスが増えたため、新しいページがほしい、運用上問題ができたので新しい機能がほしい。など様々な要望が出てきます。
よくあるきっかけとしては、以下の様な要件が多くあります。
- スマートフォン対応をしたい
- 表示が崩れているので直したい
- グーグルマップを導入したい
- デザインが流行から離れたので新しくしたい
- ホームページのセキリティを強化したい(SSLを設置したい)
- 担当者がやめてホームページが更新できないので作りなおしたい
- 自分でホームページを更新したい など
この様な傾向が多く見られる場合はリニューアルの良い機会かと思います
弊社でリニューアルする際によくある事例は以下のようなものが多いです。
スマートフォン対応をしたい
数年前はホームページを見る=パソコンで見るが主流でしたが、スマートフォンが普及した現在では、弊社の作成したホームページでも、多いお客様ではスマートフォンからのアクセスが6割~7割ほどあり、パソコンよりスマートフォンからホームページを見ている方が多くなってきています。
スマートフォン対応されていないホームページは、ユーザーには【使いづらい】と認識されているため、クリックされても内容を見ていただけなくなってきています。
まだスマートフォン対応されていない場合は、今すぐにでもスマートフォン対応のホームページにリニューアルすることをおすすめします。
ホームページが更新できない
- 担当者がやめてホームページが更新できないので作りなおしたい
- 自分でホームページを更新したい など
紙の広告など場合は出すまでに時間が掛かる、出した後に修正が効かないなどありますが、ホームページ今すぐにでも更新できるという利点が強みとしてあります。
またホームページは適切なタイミングで頻繁に更新することが重要です。
頻繁に更新することでSEO(Search Engine Optimization)としての効果も期待できるなど、良いことが多いので更新できないままにして置くのは勿体無いので、上記が当てはまる場合もリニューアルをおすすめします。
デザインのリニューアル
- デザインの流行りが変わったのでリニューアルしたい
ホームページデザインの流行りはすぐに変わっていく傾向にあります。制作から数年立つと、今のデザインが流行から離れることはよくあります。
一般的には2~3年程度で、流行りのデザインから外れていく様なイメージです。
最近では、パソコンの解像度が高くなったため、ホームページ幅が広がり、コーポレートサイトでは1カラムのものが多く見られます。
機能面やスマートフォン対応などを含めてデザインを一新するのもいい機会かと思います。
ホームページのリニューアルを失敗しないためには
ホームページのリニューアルを失敗しないために、必ず決めておかなければならないこと、それはホームページの使い方(リニューアルの目的)です
目的の話の前にホームページの一般的な役割についてご説明します。
基本的にはホームページの役割は大きく3つに分かれます。
会社のブランドイメージの伝えるために作成するブランディングサイト、サービスの利用や商品の販売を目的とするサービスサイト、情報を発信してユーザーに様々な情報を共有して役に立ててもらう情報サイトです。
役割により、ホームページの目的が変わるので、当然リニューアルの方向性も変わります。この役割は、必ず最初に決めましょう
目的を決めずに制作した際によくある失敗の例として、デザインだけにこだわってリニューアルをすると、リニューアル後に何も変わっていない、費用だけかかったなどが起こってしまいます。
次に、ターゲットのユーザーを設定することです。
ターゲットにしたユーザーに合わせてコンテンツの内容や構成が大きく変わってきます。
例えば企業相手の場合はCSRやIR情報などのお知らせを確認しやすい箇所に表示する、個人相手であればサービスの内容やキャンペーンなどオトクな情報を優先的にファーストビューの位置に持っていくなどが考えられます
ターゲットのユーザーやホームページの使い方(リニューアルの目的)の設定は、リニューアルをする際に最も大切な部分です。
ホームページの目的が、企業のブランドディングなのか、情報を発信していくのかお問合せや資料請求をしてもらうことなのか、ホームページで商品を販売したいのかなどをきちんと決めましょう。
次にリニューアルした際に直したいこと、追加したい機能などをまとめ、リニューアル後に実現しているか確認しましょう。
現在の問題点を明確にしましょう
- スマートフォン対応をしたい
- 表示が崩れているので直したい
- グーグルマップを導入したい
- デザインが流行から離れたので新しくしたい
- ホームページのセキリティを強化したい(SSLを設置したい)
- 担当者がやめてホームページが更新できないので作りなおしたい
- 自分でホームページを更新したい など
まとめ
ホームページのリニューアルのタイミングはページが崩れている、更新できない、リニューアルしないと大幅にアクセス数が減るなど問題が出ている場合は早く対応しましょう。
ホームページのリニューアルを失敗しないために、必ずホームページの使い方(リニューアルの目的)を決めましょう。
デザインだけにこだわって、目的を決めないでリニューアルを始めると、リニューアル後に何も変わっていない、費用だけかかったなどが起こってしまいますので、かならず「ホームページの使い方(リニューアルの目的)」「どんな問題点があるのか」を必ず明確にするようにしましょう。