CMSとは何? 種類とCMSの導入のポイント
2018/9/24
CMSとは何かというと、コンテンツ(Content)マネージメント(Management)システム(System)の略で、
HTML・CSSなどの専門知識が無くても、ホームぺージの管理画面から、記事や画像を登録・更新できるシステムです。
CMS導入のメリット
CMS導入のメリットを3つのポイントに分けてみました。
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- ホームページの更新が簡単にできる
- 昔ならHTMLの知識がないと出来ない更新部分が、CMSにより文章の記載、画像の公開、その他修正などが比較的簡単に操作できます。しかもタイムリーに最近では場所を選ばずスマホからでも更新が可能です。
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- コスト削減
- 社内に専門知識がない人でも担当にすることができ、更新できるようになるため、外注にお願いする時間とコストを削減できます。デザインテンプレートなどもあるため、ゼロベースから制作するよりも構築のコストが下がります。
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- SEO対策
- SEO対策を意識した構造にする事ができます。検索エンジンに対応した変更をするが可能です。さらに更新頻度とコンテンツを多くする事も可能です。
CMS導入時のデメリット
便利なCMSですが、CMSの種類によってはHTMLの知識がなくても可能ですが、 複雑になればなるほど操作の方法は覚える必要があります。
想い通りにしたい場合はやはり色々なWEBのノウハウや技術が必要になってきます。
CMが構築済みで他のCMSへの移行する場合は、サイトの規模が大小関係なく時間と工数がどうしても掛かってしまいます。システムによっては移行する事ができない事もありますので注意が必要です。
デメリットは何に対してもあるものですが、やはり長期的な運用を求めているならば、CMSの導入はメリットの方が大きいです。
どのようなCMSが使われているか?
日本では昔はブログ型のCMSが普及し始め、その時代主にMovable Type(ムーバブルタイプ)が簡単にブログ作成できるということで流行していきましたが、有料だったためユーザー数が減り、代わりに使用されて上がってきたのが無料のWordpress(ワードプレス)です。2009年頃からシェアを勝ち取り、現在日本で使用されているCMSの82.6%(2018年8/2現在)は、Wordpress(ワードプレス)だそうです。
ちなみに世界で、ホームページで使われているCMSの率は52.5%、そのうちWordpress(ワードプレス)は31.5%でシェア率は全体のCMSの中で約60%を占めています。驚異的に世界で普及しています。
では、Wordpress (ワードプレス)も含めその他CMSを紹介します。
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- WordPress (ワードプレス)
- 先ほども話題に出たWordpressは、最も人気があるCMSです。無料で使用できるオープンソースのため、 世界中の能力のある技術者がアップグレード重ねていっています。当初はブログ作成ツ ールとして開発されていたので、ブログサイト最適ですが、使い勝手が良いため最近では中小規模サイトに非常に多く使われています。
知識が非常に必要ですが柔軟性もあり制作会社も使用しているおすすめのCMSです。もっと詳しく知りたい方はこちらから
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- Movable Type(ムーバブル・タイプ)
- シックス・アパート社が提供する昔日本で流行したCMSです。静的に表示するのでセキュリティ面で優れており、様々なコンテンツの組み合わせに強いので中・大規模サイトに向いています。商用利用の場合はライセンス費用がかかりますが、シックス・アパート社からのシステムのサポートを受けられるので安心感があります。
もっと詳しく知りたい方はこちらから
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- Drupal(ドルーパル)
- ホワイトハウスやオーストラリア政府が採用している海外製のオープンソースCMSです。セキュリティ面が非常に強いのが特徴です。
もっと詳しく知りたい方はこちらから
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- Wix(ウィックス)
- Wixは、2006年にイスラエル企業クラウド型CMSのサービスです。
最近、無料ホームページ作成ツールとして宣伝をしているので知名度を上げてきたCMSです。
2012年12月に日本語版がリリースされ、利用者が増えてきています。
もっと詳しく知りたい方はこちらから
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- Jimdo(ジンドゥー)
- Jimdo は2006年にドイツで生まれたCMSサービスです。
「ジムドゥ」「ジンドー」「ジンボー」など色々いわれていますが正確にはジンドゥーです。
2009年から日本語版がリリースされKDDIウェブコミュニケーションが運営されています。
もっと詳しく知りたい方はこちらから
いかがだったでしょうか?
ホームページ制作を考えている方は参考になりましたでしょうか?
CMSを導入することによって、ホームぺージの更新、運用が楽になるのは間違い無しですが、メリット、デメリットもありますのでご注意ください。
CMS導入を検討されている方はぜひお問い合わせください。